【影響力の武器 解説】なぜ人に動かされるのか|人に影響を与えたい|または|人に影響されやすい|人は読むべき
【影響力の武器 解説】~なぜ人に動かされるのか~
今回は、(初版)1984年発売、アメリカを代表する社会的心理学者、ロバート・B. チャルディーニさんが出したこちら(上記)の本について、簡単に解説していきたいと思います。
この本では、人の体には本能的な反射があるように、心にも本能的な反射があるのだということを示しています。
しかもそれは、無意識的で抗うことはできないと言うのです。
この心理を利用したマーケターやセールマンは数多くいます。
そこで大事なのはこの情情報しっかり身をつけて、選択を迫られた場面で一度、客観視してみるということです。
実際に本で紹介されるのは六つの心理テクニックですが、ここでは特に面白かった三つを詳しく、残りの三はつ有名なものなのでサックっと取り上げました。
ではさそっくやっていきましょう!
一つ目:返報性
何かしてもらうとお返ししたくなるという心理。嫌いな人あるいは知らない人であってもお返ししたくなるというのです。それも、もらったものよりより大きく…。
例を挙げるとすれば…
スーパーの試食販売:「無料で食べさしてもらったから商品を買おう」と考える。
日常:「いつもお世話になっているから何か差し入れをしよう」と考える。
ホワイトデー:バレンタインデーに好きではない人からチョコをもらったんだけど「お返しよう」と考える。
などになります。お返しすることが義務に感じるのです。
私自身、返報性の心理は、分かっていても行動してしまうことがありますね…(笑)
二つ目:一貫性とコミットメント
一度発言したことを撤回できないという心理。行動に移すとなおさらです。こちらは男性が特に影響される心理と言われています。
人は誰しも自分が正しいと思いたい生き物です。そこが強く絡んできます。
例を挙げるとすれば…
高額な買い物:買った後に思ったものとは違うとどこかで分かっていても、自分でいい情報だけを集めようとして「間違った買い物はしていない」と思い込もうとする。
電話で営業されたとき:いい情報だと思い直接会う。(行動)いい話を聞けた、良い買い物が出来たと思う。契約直前に、+aの料金が発生しても(自分の行動と考えの間違いをどこかで認めたくない気持ちから)すんなり受け入れる。
この方法は、不動産投資などに多く見られます。
でも大丈夫!この心理は特に、客観視することですぐに防げるものだと思います。
三つ目:社会的証明
多くの人が行っていることが正しいと思い込む心理。これは世の中に多く溢れています。
例を挙げるとすれば…
行列の飲食店:なんの情報がなくてもおいしいお店だと認識する。
お笑い番組:編集で笑いの音声が入っていたり、周りの人が笑ってたりすると面白いと感じていなくても笑ってしまう。
まさにこの心理が活かされた海外の動画です。面白いので休憩がてらに見てみて下さい。また戻ってくることを忘れずにね…(笑)
こちら個人差がでてきますが、無意識で抗うことが出来ない心理だということをことを多くの人が体験できたと思います。冷静になって考えると、何が面白いのかわかりませんもんね。(笑)
最後残りの三つは、
権威:偉い人、フォロワーが多い人、チャンネル登録者が多い人、が言うことは正しいと思う心理。
好意:好きな人が言うことは正しいと思う心理。
希少性:残り一品などに通常の価値以上に価値を感じる心理。
となっています。今日も面白い知識が身に付きましたね!
もっと深く知りたいという方は是非この本を手にとって読んでみて下さい。
この記事ではあくまでも簡単にしか説明していないのでもっと沢山の、面白い発見があると思います!いや、絶対あります。
それではまた明日!😊
今日も一日、お疲れ様です。